日当たりの良い土地はよくない?(後編)

日当たりが悪い土地は、暗い家しか建てられないのか?


北、東、西に道路が接している土地は、
なんだか日当たりが悪そうな気がしてしまいます。
(特に、北道路の土地はそう感じませんか?)

というのも、その土地のすぐ南には、
光を妨げる家が、すでに建っていたり、
あるいは、今はなくともいずれ建つとなれば、
光が入らなくなってしまいそうだからです。

また、家が密集して建つ分譲地の場合、
南だけじゃなく、東や西にも隣の家が建つことになるため、
余計に光が入らない暗い家になってしまいそうな気がします。

それゆえ、たとえ価格が割安だったとしても、
多くの方が率先して選ぼうとはしません。

しかし、そういった土地は、
本当に明るい家を建てることは難しいのでしょうか?
全ての家が暗くなってしまうのでしょうか?

おはようございます。
1craft~株式会社ストレイト~の松下です。

もちろん、北道路の場合は、
北側に駐車場をつくり、
南に寄せて家を建てることになるため、
一番南にリビングを配置し、
その南面に大きな窓をつくるような間取りにしてしまうと、
想像通り光が入らない薄暗い家になってしまうことでしょう。
隣の家との距離が充分に取れないからですね。

また、それを補うため、
東や西にも大きな窓をたくさんつくってしまうのですが、
そうなると、今度は周囲からの視線が、
余計に気になるようになるため、
結局カーテンをずっと閉めっぱなしにしてしまい、
光を遮断してしまいます。

つまり、固定概念の固まりのような家を建ててしまうと、
想像通り、非常に住み心地の悪い家になってしまう・・
ということですね。

ですから、このような住宅が密集している土地で、
家を建てる場合は、
光の採り入れ方を工夫しなければいけません。

✔必ずしもリビングを
南に配置しないといけないわけではない?

多くの方が、どんな土地であろうとも、
敷地の一番南にリビングを配置しようとしますが、
少し柔軟に考えていただき、
リビングを一番北に配置してみるという選択肢を持ってみると、
見違えるぐらい格段に明るさが増すことになります。

なぜなら、この場合、
リビングの南となる家の真ん中に外をつくり、
そこから太陽の光をたっぷり採り込むからです。

家の真ん中で、光を採る空間をつくれば、
南、東、西、に建っている隣家から、
ずいぶんと距離を取ることが出来るようになり、
どの方向からも、
たっぷりと太陽の光が入ってくることになります。

また、その空間からは、
直射光だけじゃなく、
外壁に反射した間接的な光までもが、
家の中に入ってくることになります。

そして、その結果、
一日中電気をつけなくても、
自然の光だけで明るい家が出来上がります。

おまけに、周囲からの視線も気にならないため、
居心地も抜群にいいし、
外や空を家の中から眺めることが出来るので、
とっても贅沢な気分も味わえるし、
間取りも分かりにくくなるため、
防犯性も格段にアップすることになりますしね。

✔外構代、土地代の両方をカット出来る!

しかも、外に向かって窓が少ない家は、
防犯性に加えて、家のデザイン性も自ずと高くなり、
結果、塀や目隠しといった余分な外構工事を
カットすることが出来るようになります。

また、固定概念に縛られずに
家づくりをすることが出来るようになれば、
土地が持つ条件に家が左右されなくなるため、
わざわざ、高額なお金を出して
日当たりが良い最も高い価格の土地を、
購入する必要がなくなるだけじゃなく、
逆に売りにくい日当たりが悪い土地を
より安く購入出来るかもしれません。

ということで、
土地を探す時には、
南道路や日当たりが良い土地に
こだわらないようにしていただければと思います。

土地の日当たりと家の明るさは
比例するわけではないし、
土地に必要以上にお金を出すのは、
もったいないことですから。

それでは、、、


日当たりの良い土地はよくない?(前編)

なぜ日当たりのいい土地を買うべきじゃないのか?


これから土地探しを始めるあなたが、
土地に求める条件はなんでしょうか?

子供が通う学校区であること?
利便性が高い場所であること?
庭がつくれるぐらいの広々した土地であること?
車がとめやすい広々した道路に沿っていること?
日当たりが良さそうな土地であること?

などなど、
様々な条件をそれぞれの方がお持ちであることでしょう。

もちろん、土地探しは、
あなたの価値観に沿ってするものなのですが、
資金計画から導き出された土地の予算内で
土地を購入していただくためにも、
土地取得予算を抑えるために必要な2つの知識について、
知っておいていただければと思います。

おはようございます。
1craft~株式会社ストレイト~の松下です。

まず1つ目に知っておいていただきたいコトが、
"日当たりが良さそうな土地=いい家が建つわけではない!"
ということです。

A~Gの土地.jpg

例えば、この図のように
新しく6区画分譲されたとしましょう。
この場合、A〜Cが南側道路の土地で、
D〜Fが北側道路の土地ということになりますが、
あなたならどの土地を選ばれますか?

ですよね?
A〜Cの3つの中のいずれかですよね?
だって、日当たりが良さそうですもんね。

おそらくほぼ全ての方が、
あなたと同じようにA〜Cを選択されると思いますが、
果たして、このA〜Cの土地は、
期待通りの日当たりが良い
明るい家が出来上がるのでしょうか?

✔日当たりが良さそうな土地に建つ全ての家が抱え持つ問題点・・・

日当たりが良さそうな土地を購入し、
その土地で間取りを考える場合、
間違いなく南に部屋を配置するでしょうし、
部屋の南面に大きな窓を設置するでしょう。
せっかく日当たりが良い土地を買ったわけですからね。

しかし、単純に大きな窓を南に設置してしまうと、
家の中は外から丸見えになってしまいます。
そして、丸見えを隠すため、
全ての窓にカーテンを設置せざるを得なくなってしまいます。

となると、家の中は明るいでしょうか?
窓が離れた場所まで光が届くのでしょうか?
曇りや雨の日はどうでしょうか?

おそらく、薄暗くなってしまうため、
朝から電気をつけなくてはいけなくなってしまう
のではないでしょうか?

また、カーテンは光を遮断してしまうだけじゃなく、
風通しをも阻んでしまうことになります。
カーテンが開けられないということは、
窓も開けられないでしょうし、
もしカーテンをしたまま窓を開けたとしたら、
風でカーテンがヒラヒラ舞って鬱陶しいだけですからね。

さらに、こういった家は、
防犯面においても不安を抱えることになります。
窓を見ただけで家の間取りが分かってしまうし、
ライトをつける夜になれば、
どこに誰が居るのか分かってしまうからです。

その上、日当たりが良いベランダに洗濯を干した場合、
洗濯物が丸見えになってしまうのですが、
これでは泥棒に家族構成がバレやすいし、
仕事用の服がある場合、
仕事内容までバレてしまうことになります。

なにより、水気を含んだ重たい洗濯物を持った状態で、
何度も階段を往復しなければいけないのは、
めちゃくちゃ面倒くさいですしね・・・
つまり、家事動線までも悪くなってしまうというわけです。

✔外構費用も高くつく・・・

家の中が外から丸見えになれば、
カーテンに加えて、
塀や庭木や目隠しなどによって、
その視線を全力で防がざるを得なくなります。

結果、外構工事に莫大なコストがかかることになります。
200万円〜300万円もの途方もないコストが・・・
もちろん、カーテン代も余分にかかるだけですしね。

✔土地の価格も一番高い・・・

さらに、日当たりが良い土地は、
誰もが欲しがる土地であるため、
値段設定も最も高くされています。

おそらく、A〜Cの土地と、D〜Fの土地では、
坪単価で2〜3万円は違うため、
仮に50坪だとしたら、
総額で100〜150万円も値段が違ってくることになるんですよね。
同じ環境と利便性であるにもかかわらずです。

その上、みんなが欲しがる土地は、
不動産屋さんも値引き交渉に一切応じてくれないでしょう。
次から次にその土地を買いたいという方が現れるからです。

いかがですか?

このように、日当たりが良さそうな土地は、
土地代も庭代も高くなってしまうにもかかわらず、
住み心地が悪い家をつくってしまいやすい
というわけなんですよね。

でも、かといって、
日当たりに難がありそうなD〜Fの土地の方がいい!!
とは、なりにくいですよね?
たとえ100〜150万円安かったとしても・・

ということで、次回は、
なぜD〜Fの土地の方が、
A〜Cの土地よりもいいのか?
について、詳しくお伝えしていきたいと思います。

それでは、、、

土地の値段だけで土地は買えない!?

土地は土地代だけで買えるものではないということ


土地を購入するためには、
土地代以外に別途でかかってくる経費があるし、
家を建てるにしても、
家だけじゃなく庭の工事も同時にする必要があるので、
これら全てにかかるコストを理解した上で、
土地探しや家づくりを進めるべきです。

ということで、
一体どういった経費がかかってくるのか?
についてお伝えしていきたいと思います。

おはようございます。
1craft~株式会社ストレイト~の松下です。

では、まず土地購入に際して、
必要になる経費からご説明していきますね。

✔不動産屋さんに支払う仲介手数料

土地の販売形態は2通りあり、
1つは、不動産屋さんが土地を買い、
造成し販売するという形態であり、
そしてもう1つは、
一般の方が持っている土地を、
仲介して販売するという形態です。

前者の場合は、
持ち主自体が不動産屋さんであるため、
仲介手数料はかからないのですが、
後者の場合は、
不動産屋さんに仲介手数料を支払わなくてはいけません。

一般的には、その金額は、
"(土地代×3%+6万円)×消費税"なので、
土地を購入しようと思えば、
この経費がかかってくるということを
覚えておいてください。

✔水道加入金と水道引込工事

そして、土地を購入すれば、
必要となってくるのが、
市役所に支払う水道を使用するための権利金です。

この金額は、
設置する水道メーターの口径によって違うし、
その基準となる口径も市町村ごとに違うので、
購入前に、この金額も把握しておかないといけません。

また、不動産屋さんが新しく造成した分譲地は、
現在の基準に合わせた水道が敷地内に引き込まれているため、
新たに水道を道路から敷地内に引き込む必要はありませんが、
そうじゃない土地を購入する場合は、
敷地内に水道が引き込まれていない場合が多々あるので、
その場合は、工事費用が別途で必要となります。

あるいは、もともと家が建っていて、
たとえ水道が引き込まれていたとしても、
その口径が現在の基準に満ちていなければ、
新たに引込みし直さないといけません。

となると、水道引込工事費用に加えて、
加入金の追加費用も発生することになるので、
こういったことも購入前に調査し、
一体どれくらいの費用が必要になるのか?を、
把握することが大切になります。

✔排水負担金

下水道が完備している地域では、
この経費は必要じゃないのですが、
浄化槽を設置しなければいけない地域では、
排水路を管理している組合に、
排水負担金を納めなければいけない場合があります。

これも地域によって金額も違うし、
最初に支払うだけでいいものなのか?
毎月ずっと納めないといけないものなのか?
も違うため、この項目についても、
購入前に把握しておくことが大切になります。

✔境界基礎と境界壁の工事費用

境界基礎と境界壁の費用も、
土地を購入するにあたって、
必ず必要となる経費です。

とはいえ、この境界に関しては、
隣との中間に造るか?
あるいは自分の敷地の中に造るか?
で、費用が異なります。
(隣との中間に造る場合は、半分ずつの負担になります)

また、境界壁に関しては、
どのようなモノを設置するのかによっても、
費用が違ってきます。

それゆえ、道路以外に接している境界が、
どれくらいの長さがあるのか?
それぞれの境界はどのような状況になっているのか?
その工事にどれくらいの費用が必要になるのか?
を、把握していただくことが大切となります。

このように土地を購入しようと思えば、
土地代以外にも様々な経費がかかってきます。
そして、この金額は、
購入する土地によって違います。

ですから、こういった経費がかかる
ということもご理解いただいたた上で、
自分たちが土地に掛けられる予算が一体どれくらいのか?
を、算出するようにしていただければと思います。

それでは、、、

予算の計算ってどこまでするものなのか・・・

予算計上を忘れがちな項目


家づくりをする時、
住宅ローン、火災保険、登記といった諸経費に、
けっこうな費用がかかりますが、
これ以外にもさらに様々な経費がかかります。

おはようございます。
1craft~株式会社ストレイト~の松下です。

まず予算計上しておくべきなのが、
"地盤改良工事費用"です。
この工事は、地盤調査をしてみないと、
必要となるかどうかも分からなければ、
地盤の状態や建てる家の形状などによって、
かかってくる費用もバラバラです。

つまり、間取りが決まり、配置が決定するまでは、
調査も出来ないため、工事着工の寸前まで、
改良費用がいるかいらないかが分からない上、
もし、改良判定が出たとしても、
費用が全く一定ではないということなんですよね。

それゆえ、最悪のことを想定した上で、
ゆとりをもって予算計上しておくことをオススメします。
もし、改良判定が出なければ、
その分、家づくりの費用を浮かすことも出来れば、
浮いた費用を庭の工事や家具などに
充ててもいいわけですからね。

続いてが、新たに購入する
"家電"や"家具"などの費用です。

家電で、まず必要となるのが、
"ルームエアコン"です。
リビングダイニング用だけなのか?
寝室用も購入するのか?
子供部屋の分も購入するのか?
など、具体的に決めておくことで、
より正確な資金計画を行うことが出来るようになります。

また、テレビ・冷蔵庫・洗濯機といった
大型の家電製品なども、
家づくりと同時に買い替えたいとお考えの方も
多いのではないでしょうか?

特に、年中無休で使用する冷蔵庫やテレビなどは、
エアコンよりも多く電気を消費していることから、
古い型を使用している方は、
無駄に電気代を高くしてしまわないためにも、
買い替えた方が良い場合もあるので、
家電の購入コストまで予算計上しておくことを
オススメしています。

そして、新しい家になれば、
それに合わせて買いそろえたくなるのが、
家具ですよね?

ダイニングテーブルと椅子のセット・・
ソファーにローテーブルにテレビボード・・
など、リビングダイニングに置くことになる家具は、
オシャレな家にするためには、
とっても重要な要素になりますからね。

さらに、引っ越しにかかる費用も、
予算計上しておくべきです。
自分たちだけで全てやってしまうのか?
重たいものだけ引っ越し業者に頼むのか?
全て引っ越し業者に頼むのか?
によって値段が変わってきますからね。

また、引っ越し代金は、
引っ越しの時期や日によっても、
値段が違ってくることになるので、
こういった点も考慮しながら予算計上していきます。

この他、テレビやインターネットなどの通信工事費用も、
予算計上しておかないといけない項目だし、
地鎮祭の時の費用や、上棟の時の費用なども、
忘れず予算計上しておいていただければと思います。

いかがでしたか?
おそらく、あなたが考えている以上に、
いろんなお金がかかるなーと感じられたのではないしょうか?

これらを予算計上し忘れた状態で、
家づくりを進めてしまえば、
土地や家に予算を掛け過ぎてしまい、
住宅ローンにその負荷がかかってきたり、
もしものために残していた貯金などに
手を付けざるを得ない状態になってしまいます。

ですから、まずは別途でかかってくる費用が、
自分たちはどれくらい必要なのか?を、
ご理解いただいた上で、土地を探すようにし、
家の設計をしてもらってください。
順番を間違えてしまうと、
後から取り返しがつかないことになってしまいますから。

それでは、、、

家を建てる時にかかる必要経費

家を建てる時にかかる必要経費


住宅ローンの商品選びが出来、
毎月の返済金額と返済年数が決まれば、
銀行から借入れする金額が決まります。

そして、その金額に自己資金を足せば、
家づくりの総予算が分かるのですが、
総予算が出たら、土地や建物への予算配分をする前に、
別途でかかる様々な経費を
先に差し引くようにしなければいけません。

おはようございます。
1craft~株式会社ストレイト~の松下です。

では、一体どのような経費が
別途でかかってくるのでしょうか?

✔銀行にかかるお金

銀行で住宅ローンを借りる時、
いくつかの経費が必要となるのですが、
これは、変動型の商品を選ぶか?
あるいは固定型の商品を選ぶか?
によっても違ってくるし、
つなぎ融資に伴う手数料や金利なども
銀行によって違ってきます。

それゆえ、住宅ローン選びは、
金利だけに着目するのではなく、
こういった初期費用も加味しつつ
選ぶようにしなければいけません。

✔火災保険・地震保険

火災保険は、保険会社によって条件も費用も違います。
そして、家の構造によっても費用が大きく違ってくるし、
加入する年数によっても費用が違ってきます。
(最長で加入出来る期間は10年です)

また、保障範囲によっても費用が違ってくるし、
家だけの火災保険に加入するか?
あるいは家財まで加入するのか?
によっても費用が違ってきます。

例えば、弊社が標準としている
省令準耐火構造(T構造)は、
一般の木造住宅よりも
60%ほど保険料が安く設定されているのですが、
これを10年で比較すると、25万円〜30万円ほど
保険料が違ってきます。

また、火災保険の費用を大きく左右する1つが、
水災被害リスクが高い地域かどうかです。
水災リスクが高い地域で家を建てるとなると、
必然的に、保障範囲が広くなり保険料が高くなってしまうし、
同時に、家財道具にも保険を掛ける可能性が高くなるため、
さらに火災保険費用が高くなってしまうからです。

このように、火災保険も、
構造や地域によって火災保険の予算が違ってくる
ということを理解しておく必要があります。

地震保険については、
どこの保険会社で加入しても費用は全く変わらないこと、
火災保険に加入しないと地震保険には加入出来ないこと、
最長で加入出来る期間が5年であること、
省令準耐火構造かそうじゃないかで保険料が大きく異なること、
耐震等級によって保険料の割引率が違ってくること、
などが特徴として挙げられます。

また、加入出来る保険料が、
火災保険で加入出来る価格の半分までであるため、
もし地震によって家が倒壊したとしても、
保険料だけで建替えが出来るわけではない
ということも、理解しておかないといけません。

地震の被害の度合いによって、
おりてくる保険料に差があるため、
思ったよりも保険がおりてこない可能性もありますしね。

✔登記費用

まず、土地を購入した場合、
"所有権移転登記"の費用が必要になります。
そして、土地代金を銀行から借入れする場合、
銀行が、その土地を担保に取るための、
"抵当権設定登記"の費用が必要になります。

また、家が完成した時に行う登記が、
"建物表題登記"です。
住所・構造・面積といった内容について、
法務局に備え付けるために行う登記です。

さらに、表題登記が出来れば、
"所有権保存登記"を行い、
その登記が完了したと同時に、
その建物にも担保を設定するために、
銀行が建物に抵当権の追加設定を行うようになります。

この他、土地の地目が宅地じゃない場合、
地目を宅地に変更する"地目変更登記"が必要になったり、
その土地に建つ古い家の取り壊しをしないといけない場合、
"建物滅失登記"が別途で必要になることもあるので、
こういった費用も見落とさないようにしないといけません。

いかがでしたか?
これらが、いわゆる諸経費と呼ばれている費用ですね。
まずは、これらの費用を見落としたり、
安く見積り過ぎないように
気をつけていただければと思います。

それでは、、、


住宅ローンってどうやって選ぶの?

全期間固定の住宅ローンは本当に良い商品なのか?


金利は安ければ安いほど、支払利息が少なくなります。
それゆえ、より多くの資金を
銀行から借入れしなければいけない方ほど
本来は、金利が安い商品を選ぶべきです。

しかし、より多くの資金を
銀行から借入れしなければいけない方というのは、
それほど多く自己資金を準備することが出来ず、
かつ土地購入も同時に行わなければいけない状況であるため、
目先の金利の安さに重点を置いて住宅ローンを選ぶのではなく、
リスクが最も少ない商品を選ぶようにすべきです。

おはようございます。
1craft~株式会社ストレイト~の松下です。

つまり、銀行から借入れする金額が大きい方ほど、
少々金利が高く返済負担が上がってしまうとしても、
返済金額がずっと変わらない全期間固定型の
住宅ローンを選んだ方がベターであるというわけですね。
金利上昇リスクを回避しておいた方がいいからです。

これまで貯金癖がついてなかった方が、
家を建てたことをキッカケとして
急にお金が貯められるようになるわけではないし、
そんな中、先が読めない不安定な返済計画を立ててしまったら、
破綻するリスクだけが高くなってしまいますからね。

また、現在は変動型商品と全期間固定型商品の
金利差がそれほどないということも、
全期間固定をオススメさせていただく
大きな理由でもあります。

とはいえ、取扱う銀行によって貸出条件も違うし、
選ぶ商品を間違えてしまうと、
後から取り返しがつかなくなってしまうことも
あり得る話なので、ここからは、
この全期間固定型商品の注意点について
お伝えしていきたいと思います。

その1:初期費用が余分にかかる・・・

まず1つ目の注意点が、
変動型商品には必要がない余分な手数料が
初期費用としてかかってくるということです。

この費用も、銀行によって違ってくるので、
金額は一概には言えないのですが、
一般的には、借入額の2%が必要となります。

2500万円借入れするとしたら50万円ですね。
となると、土地や家に使える予算が、
その分だけ減ってしまうということになります。

それゆえ、このような手数料が掛かることも
資金計画に組み込んでおく必要があります。

その2:どこの銀行でも金利が同じではない・・・

例えば、△△銀行であれば、
全期間固定型商品の金利は△.△%で設定されており、
これに保証料△.△%が上乗せになってくるので、
貸出金利は△.△%ということになります。

これに対し、住宅金融支援機構のフラット35は、
住宅金融支援機構が定める家の基準さえ満たせば、
最初の10年間の金利は○.○○%であり、
11年目以降の金利は○.○○%となっており、
○○銀行よりも、より安い金利で借りることが出来、
その分返済金額を抑えることが出来ます。

このように、銀行によって貸出条件が違うので、
比較検討しつつ選ぶ必要があります。

その3:借り過ぎてしまう・・・

そして、最も怖い失敗は、
住宅ローンを借り過ぎてしまうことです。

とりわけ、フラット35という住宅ローンは、
銀行が貸してくれる金額よりも
遥かに多くの金額を貸してくれるため、
身の丈以上のローンを組んでしまいやすい商品でもあります。

一般的に、銀行では、
年収400万円の方が貸してもらえる金額は、
2000万円〜2200万円ぐらいですが、
これがフラット35になると、
3800万円もの金額を最大で貸してくれるようになります。

また、夫婦の収入合算をして
借入れされる方も数多くいらっしゃいますが、
合算して収入が600万円になった場合、
銀行が貸してくれる金額は、
3000万円前後になるのに対し、
フラット35では、5800万円もの金額を
最大で貸してくれるようになります。

しかし、その状況に甘えて、
身の丈以上の多くの金額を借りてしまったとしたら、
間違いなく建てた後に、
そのしわ寄せがやってくることになります・・・

それゆえ、借りていい金額と貸しててくれる金額を、
資金計画によって身極めなければいけないんですよね。

いかがですか?
これらが全期間固定型商品を選ぶ際に、
注意しておくべきポイントです。

ということで、予算設定と住宅ローン選びは、
家づくりで非常に大切なことなので、
家のことや土地のことばかりに気を取られずに、
しっかりと現実を見つめながら
考えるようにしてください。

それでは、、、

銀行が進める住宅ローンは本当にいいもの?

銀行がすすめる住宅ローンはいい商品なのか?


銀行のパンフレットに記載された
"10年固定"という文字を見ると、
この商品を"固定金利"だと
勘違いしてしまうのではないでしょうか?

また、あなたが、
一見のお客さんとして銀行の窓口に行った場合、
基本的に銀行側がすすめてくれる住宅ローンは、
"3年固定"や"10年固定"という
当初期間固定型の商品なのですが、
まずは、この商品が変動型の住宅ローンであることを
理解しておかなくてはいけません。

おはようございます。
1craft~株式会社ストレイト~の松下です。

この商品は名前の中に固定という文字はあるものの、
借入期間中ずっと固定というわけではなく、
固定期間満了後は、
その時点の金利でもう一度同じ商品を選ぶか?
あるいは変動型に切り替えるか?
を選択するようになります。

つまり、いずれにしても、
固定期間終了後に金利を見直すことになるため、
返済額が変わる可能性が高くなるというわけです。

それゆえ、銀行側がすすめてくれたからと
安易にその商品を選択するのではなく、
本来は、将来的な金利上昇リスクをも理解した上で、
選ぶようにすべきなんですよね。

そして、この当初期間固定型を選ぶ上で、
理解しておかなければいけないことが、
金利上昇時の返済額アップに天井がない
ということです。

変動型の場合、
増額率を25%以内に抑えるというルールがあるのに対し、
この当初期間固定型には、そのルールがありません。
それゆえ、未払い利息の発生リスクはないものの、
反面、総額率が30%、40%になる可能性があります。

もし、当初固定期間中80,000円だった返済が、
見直し時に40%上がってしまうとしたら、
80,000円×1.4=112,000円まで、
一気に返済額が上がってしまうということですね。

また、この商品の多くが、
当初の期間中だけ
金利の引き下げ幅が大きくなっているのに対し、
逆に、金利見直し後は、
金利の優遇幅が縮小されるようになっています。

例を挙げるとこんな感じです。
店頭表示金利:2.95%
当初3年間金利引き下げ幅:2.45%
当初3年間貸出金利:0.505%(2.95%―2.45%)

↓(3年後)

店頭表示金利:2.95%
金利優遇幅:1.85%
4年目からの貸出金利:1.1%(2.95%ー1.85%)
といった感じですね。

つまり、市場の金利が全く上がってなかったとしても、
無条件で金利が0.6%上がってしまうというわけです。
これだけでも、手痛い返済額アップになるのに、
もし市場の金利まで上がってしまったとしたら?

仮に、店頭標準金利が、
2.95%から3.95%となれば、
3年経過後の貸出金利は2.1%になってしまうし、
4.95%になってしまったとしたら、
3年経過後の貸出金利は3.1%にもなってしまいます。

では、これを実際の数字に当てはめてみましょう。
借入3000万円、35年元利均等払い、ボーナスなし、
当初3年間の金利0.505%で試算してみますね。

この場合、当初3年間の毎月の返済額は、
77,875円となるのですが、
3年後は、もし金利が全く上がってなかったとしても、
適用金利が1.1%となるため、
返済額は85,388円となり、
返済額の上昇率が9.6%ということになります。

では、もし金利が1%上がってしまったとしたら?
この場合、3年経過後の適用金利は2.1%となり、
返済額は98,874円となります。
返済額の上昇率は27%ですね。

続いて、もし金利が2%上がってしまったとしたら?
この場合、3年経過後の適用金利は3.1%となり、
返済額は113,530円となります。
返済額の上昇率は、なんと!?45.8%です・・・

いかがですか?
いやいや、そんなに金利は上がらないでしょ?
多くの方が、そう思われるかもしれません。

しかし、絶対上がらないという保証はありません。
それゆえ、変動型の住宅ローンを選択する場合には、
このようなリスクをも理解した上で
選ぶようにする必要があるんですよね。

ということで、後から気が付いて、
取り返しがつかない状況にならないためにも、
こういったリスクも理解していただいた上で、
住宅ローン選びをしていただければと思います。

それでは、、、