人生100年時代の家づくり

人生100年が当たり前になるこれからは、
より長い視点を持って家づくりをしないといけません。
というのも、60年以上もの間
そこで暮らし続けていくためには、
暮らしと家の品質を、
維持し続けていく必要があるからです。

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて、今回はこれから必須となるであろう
人生100年時代に備えた家づくりについて、
お伝えしていきたいと思います。

まず、基本的なこととして、
暮らしの質を保つためには、
お金のことをよく考えた上で
家づくりをしないといけません。

具体的には、
家の品質を維持し続けていくために、
外壁の定期メンテや設備品の寿命に伴う改装費、
そして電化製品の定期的な買替費用が
積み立てていけるような余力を持ちつつ、
かつ、進学や老後に備えて、
貯蓄をしていくことが出来るように、
家づくりをしなければいけないということですね。

また、ずっと快適に暮らし続けていけるような
家にもしなければいけません。

夏の暑さや冬の寒さを
和らげるのはもちろんのこと、
洗濯・片付け・掃除といった
家事の負担も和らげられ、
さらに、明るく風通しのいい
住まいにすることによって、です。

そして、長く愛着を持って
暮らして続けていただくために、
弊社では、もう1つ
こだわっていただきたいことがあります。

✔️家と共に、時を重ねていく豊かさ

それは、無垢の床を
使っていただくということです。
長く使うために購入する財布や鞄や靴は、
合皮ではなく本革を選ぶように、です。

確かに、無垢の床には、
いくつかのデメリットが存在します。

例えば、湿気が多い夏は、
床と床の継ぎ目が反り上がるし、
乾燥する冬は、
逆に床と床の継ぎ目に隙間が出来るし、
幅木との間に隙間が出来たりもします。

そして、その結果、
夏は足元に多少の凸凹感を感じるし、
冬はその隙間にホコリが落ち込み、
多少掃除が面倒になるかもしれません。

また、節がある無垢の床を使った場合、
その節が抜けてしまうこともあるし、
粘いヤニが出てくるだってあります。
生きているがゆえに、木が暴れて、
床なりすることだってありますしね。

それゆえ、こういった現象が
どうしても気になるという方には、
無垢材は向いてないかもしれません。

しかし、無垢材には、
デメリットをカバー出来るぐらい
素晴らしいメリットが存在します。

例えば、無垢の床は断熱機能を持っているため、
(空気層があるということです)
夏は合板に比べて足元がベタベタしにくいし、
冬は、合板に比べて足元が冷んやりしにくい
という特徴があります。

また、無垢の木は柔らかいから弱い
というイメージがあるかもしれませんが、
では合板が強いのかというと、
実はそんなこともなく、
何かを落とせば穴が開くのは、
無垢の木に限らず合板も同じです。

それどころか、
合板は表面にシートを貼ってあるだけなので、
穴が開いた場合、
下地が露出し不細工になってしまいます。

それに対し、無垢の木を使えば、
穴が開いた場合、
違う素材の下地が露出するわけでもなければ、
多少の凹みなら、
水を含ませれば復元出来ることもあります。

さらに、窓際などは太陽の紫外線によって、
床の表面が変色してしまうのですが、
これも合板の場合は、
ものすごく不細工になるのに対し、
無垢材はそれさえも味になっていきます。

しかし、なにより
無垢の木をオススメする理由は、
見た目がカッコイイからです。(これ重要です!)
かつ、経年変化によって
その表情がどんどん変化していき、
それを愉しめると同時に、
なんとも言えない愛着が持てるからです。

床は、一度張ってしまうと、
簡単に剥がせるものでもなければ、
今の家はバリアフリーになっているため、
昔の段差がある家のように、
簡単に床を上張り出来るわけでもありません。

それゆえ、最初の選択が
めちゃくちゃ肝心になってくるので、
もちろんデメリットもあるのですが、
それよりもメリットに目を向けていただき、
あなたと共に年を刻んでいくことが出来る
家にしていただければと思います。

それでは、、、

お金の使い方と貯め方

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて、今回はお金を貯めていくための
最良の方法についてお伝えしていきますね。
ちょっと辛辣な話になりますが、
大事な話なので、
少しお付き合いいただければと思います。

✔️痛みを伴わなくなるリスク

昨今、急速に進んでいた
キャッシュレス化ですが、
今回のコロナウイルスによって、
さらに加速しちゃいましたね。

今まで、ペイペイって何?とか、
カードは持たない主義だとか、
スマホ決済の仕方が分からない、
などと言っていた現金主義の手堅い方たちも、
否応なく受け入れざるを得ないぐらいの
状況になっているのではないでしょうか?

もちろん、僕もしっかりとその波に乗り、
数年前からクレジットカードで
せっせとポイントを貯める暮らしを
しているわけですが(←これ重要です!)
時々、ふと感じることは、
「現金払いの時よりお金の使い方が
緩くなっているのではないか?」ということです。

なんせ、財布からお札がなくなっていくのは、
メチャクチャ痛みを伴うものだったのに対し、
カード決済っていうやつは
全く痛みを伴わない行為ですからね。

まっ、結局後から明細が届いた時には
「あちゃーーー」ってなって
その時は改めようと思うのですが、
でも、あからさまに目の前から
お金がなくなるわけじゃないので、
どうしても感覚が鈍くなってしまっていますよね・・・

✔️後払い、分割払い、という誘惑

また、キャッシュレス化の進行に加え、
ローンさえ組めばなんでも買えてしまうというのも、
お金が手元からなくなってしまう要因の1つです。
車にせよ、ブランド品にせよ、
時計にせよ、そして家にせよ、です。

もちろん、所得による制限はありますが、
分割さえすれば
もはや誰でもなんでも買えてしまう、
と言っても過言じゃありませからね。

結果、なんとかなるだろうという
楽観的な思考となり、
見栄や欲望に打ち勝てないのではないでしょうか。

それゆえ、まずは今まで以上に
厳しく家計をチェックし
お金を管理していかなければいけません。

✔️確実に貯蓄出来る2つの方法

そして、今回のコロナウイルスで、
世の中のいろんな構造が
ガラリと変わってしまったように、
今後は、ホント何が起こるか分からない
不確実な時代に突入していきます。

なので、これから先
気持ちにゆとりを持って
暮らしていけるようになるためにも、
計画的に貯蓄していかないといけません。

では、一体どうすればいいのか?
というと、まずは、
「絶対に引き出せないところに
お金を預けていく」ことです。

僕でいうと、
個人型確定拠出年金のiDeCoや、
小規模企業共済(小さな会社の経営者のための退職金)ですね。
期間満了まで引き出せないか、
あるいは、引き出してしまうと
損をしてしまうようなところです。

全く増えないのでオススメはしませんが、
引き出せないという点では
銀行の定期預金もありかもですね。

そして、それらの貯蓄を、
余ったお金でしようとするのではなく、
問答無用で先に除けていくことも大切です。

端的に言うと、
「収入 - 支出 = 貯蓄」じゃなく
「収入 - 貯蓄 = 支出」にする
ということですね。

つまり、順番を変え余ったお金で
やりくりして生活していくというわけです。
確実にお金を増やすためには、
この2つの方法を組み合わせるのがベストだと思います。

なので、これまで貯蓄が出来てなかった方は、
ぜひこの方法に切り替えてみてください!
かつ、より貯蓄額を増やすために、
分割で購入せざるを得ない
「車」や「家」といった高額な買い物に
決してお金を使い過ぎないように
気を付けていただければと思います。

とりわけ、家に関してはとっても大きい金額なので、
借りられる金額と借りていい金額を間違えないように、
綿密な資金計画をした上で進めていってください!

それでは、、、

家の予算をシビアに考えるべき理由

「せっかく家を建てるのに、
なぜもっとお金をかけないんですか?」

家の予算をシビアに考えている方は、
住宅会社からこのように言われたことが
あるのではないでしょうか?

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて、今回は、
家の予算をシビアに考えなければいけない
理由についてお伝えしていきたいと思います。

大きく分けると、
収入の側面と支出の側面の2つがあるのですが、
今回は、収入のシビアな現実を
お伝えしていきたいと思います。

✔️給料はずっと上がっていくのか?

まず考えなければいけないことが、
ずっと給料が上がっていくのか?
ということです。
これには2つの理由があります。

まず1つ目の理由が、
日本の年金制度の仕組み上、
少子高齢化の進行とともに
社会保険の負担が上がっていくからです。
つまり、給料が現状のままだとしたら、
手取り金額が減っていくということですね。

例えば、現在は給料の約15%が
社会保険料として天引きされているのですが、
現在の給料のまま、
この保険料が今より5%上がったとしたら、
どうでしょうか?

仮に、毎月の給料が30万円だとしたら、
手取りが15,000円も下がってしまいます。

おそらく、近い将来いきなり
こんなことになることはないと思いますが、
今後、社会保険料は、
気付かないうちに徐々に上がっていくと思います。

なので、よほどの給料の
ベースアップがない限りは、
給料は思っているよりも増えていかない
と考えておいた方がいいと思います。

そして、2つ目の理由が、
そもそも給料が増えにくくなるということです。

というのも、
社会保険料の負担が上がった場合、
あなただけじゃなく、
勤務先の会社も同じように負担が増えるからです。
社会保険料は労使折半で成り立っているからです。

つまり、会社側から見ると、
給料を上げると
人件費の負担が上がるとともに、
社会保険料の負担まで上がってしまうので、
よほど業績が安定していない限り、
先行きの見通しが立ちにくい中では、
ベースアップに踏み切りにくい
というわけです。

また、今回のコロナウィルスによって、
これまでの現行制度が崩壊していくことも考えられます。
終身雇用、年功序列、
といった古き良き日本の制度が、です。

なんせ、天下の「TOYOTA」でさえも、
終身雇用は約束できないって
言っちゃったぐらいですしね・・・
となると、考えられるリスクは、
40代〜50代のリストラが進むということです。

毎年ベースアップするのが
当たり前だったことを考えると、
中高年の給料はそれなりに高いし、
変化に疎いのもまたこの世代なので、
唯一無二のスキルを身につけるとか、
しっかり変化に対応していかないと、
真っ先にリストラの対象になってしまうからです。

そして、そうなると、
またゼロから仕事を始めないといけないので、
給料が一気に下がってしまいます。

また、リストラまではいかなくとも、
勤務年数ではなく、
スキルに応じた給与制度に
変更になっていくとしたら、
給料が下がってしまうことだって
十分考えられるわけですしね。

かなり厳しい話になってしまいましたが、
これが現実になる可能性がかなり高いと
考えておいた方がいいんじゃないかと
個人的には思っています。

それゆえ、この危機感を持つことと、
もしこうなったとしても困らないように
ローンの返済計画を立てておくことが
非常に大切ではないかと思います。

家づくりは一生に一回のことなので、
妥協も失敗も後悔もしたくないでしょうから、
予算に対してどうしても脇が甘くなりがちです。

しかし、それでは、
引き返すことが出来ない状況になってから、
厳しい現実に直面することに
なってしまうかもしれません。

なので、収入についても
決して楽観的に考えないようにし、
それに基づく予算設定をしていただければと思います。

それでは、、、

統計で見る家づくりの実態

「フラット35」を提供する住宅金融支援機構の
投資家向けの資料から抽出したデータによると、
2000年度から2020年度のフラット35の
利用者である122万人を分析したところ、

1:借入年齢の上昇
2:借入額の増加
3:融資期間の長期化

この3つの要素が重なったことによって、
ローンを完済出来る年齢が
大きく上昇しているとのことです。

つまり、以前に比べると、
老後に返済リスクを先送りする傾向がある
ということなのですが、
このデータの結論としては、
2020年にフラット35を利用した方が
ローンを完済する平均年齢は、
73歳だということです。

言い換えるならば、
どんな状況であろうと、
73歳まで働き続けることを前提として、
家づくりをしている方が、
数多くいるということですね。

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて今回は、
日経新聞に出ていたこの記事について、
もう少し掘り下げて
お伝えしていきたいと思います。

✔︎借入時の年齢の上昇

借入時の年齢は2000年代前半の時点では
37〜38歳が平均だったようなのですが、
その後、結婚年齢の上昇などに伴って
家を取得する年齢が引き上げられたため、
2013年度以降は40歳あたりを
ずっと推移しているとのことです。

まー、ここに関しては、
別段、驚くこともない感じですよね。
しかし、次の借入額に関しては、
この20年間でずいぶんと違ってきているようです。

✔︎借入額の激増

データによると、
総融資額を融資件数で割った平均融資額は、
この20年間で、
なんと1200万円も増えているとのことでした。
(2003年度→1900万円)
(2020年度→3100万円)

理由としては、
金利負担が驚異的に軽いため、
頭金の比率を減らし、
逆にローンを増やす傾向にあることと、
資材価格の高騰や増税などの影響によって
住宅価格が上昇を続けていること、
が挙げられるようですが、
今の住宅価格の動向を見る限りでは、
この借入額については、
今後ますます増えていきそうな気がします・・

✔︎融資期間の長期化

そして、借り入れが増えれば
当然、返済期間も長くなるのですが、
データによると、
2000年度にローンを組んだ方と
2020年度にローンを組んだ方とでは、
完済時の年齢が5歳も違ってきているとのことです。

(2000年度にローンを組んだ人の
完済時の平均年齢が68歳に対し、
2020年度にローンを組んだ人の
完済時の平均年齢は73歳らしいです)

✔︎60歳時点のローン残額

また、60歳時点のローンの残額も、
借入額同様に爆上げしています。
なんせ2003年度にローンを組んだ方の
平均残額700万円に対し、
2020年度にローンを組んだ方の
平均残額は1300万円と
2倍近い金額になっていますからね

まー、今は人生100年時代と言われるぐらい
日本人の寿命はどんどん延びていっているので、
60歳以降も15年〜20年働くと考えれば、
問題ないといえば、そうかもしれないんですけどね。

とはいえ、ずっと健康で働くことが出来る
保証なんてどこにもないので、
もしもの時には備えておかないといけませんけどね。
なんせこれからは、
退職金だってあてにならないかもしれませんしね。

✔︎リタイア後の暮らしと家づくりのバランス

30代中盤までに家づくりをすれば、
最長の35年でローンを組んだとしても、
繰上げ返済をせずとも70歳までには完済出来るので、
借入額さえ間違えなければ大きな問題はないと思います。

しかし、その年齢を超えて家を建てるとなると、
かなり慎重に予算や返済期間を設定すべきです。

というのも、
フラット35を利用している45〜50歳の9割が
80歳近くまで返済することを前提として、
住宅ローンを借りているのですが、
これは住宅購入の選択肢は増えるものの、
かなり老後の返済リスクが高まってしまうからです。

若い時に貧乏になるのと、
歳をとってから貧乏になるのとでは、
状況が天と地ほど違いますからね・・・

事実、現在でも定年後も
ローン返済に追われていることを理由として、
パートやアルバイトを始めて
ギリギリでやりくりしている
高齢者が増加していると言われています。

なので、30代中盤を過ぎてから家を建てるなら、
老後の暮らしも並行して考えた上で、
予算設定を行っていただければと思います。
そして、その予算の範囲内で、
実現可能な家づくりをしていただければと思います。

それでは、、、

広い土地に2階建ては最悪の選択?

めちゃくちゃ田舎で、
そもそも売られている土地面積が
100坪ぐらいある場所なら仕方ないものの、
あなたが住む地域がそうじゃないとしたら、
出来るだけ土地面積は小さくすべきです。

というのも、家づくりの終盤で、
ほぼ確実に理想と現実のギャップに
苦しむことになるからです。

具体的に言うと、
思い描く理想の「庭」と、
予算内で実現可能な「庭」との間に
大きなギャップが生まれ、
その調整に頭を悩ませることになる
ということですね。

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて、今回お伝えしたいのは、
「庭」は想像以上に工事費用が高い
ということです。

これはリフォーム工事でも
ちょくちょくあることなのですが、
なんとなくこれくらいだろうと
自分で勝手に思っていた金額の
2倍ぐらいになることが多いんですよね。

100万円ぐらいちゃうかなあ?
と思っていたところ、
200万円という見積もりが出てきたので、
ビックリした的な感じですかね。

なので、うちでは今からお伝えする
2つのことを実行していただくことで、
出来るだけそのギャップが
生まれないようにしています。

✔️2つの前提条件

まず1つ目が、
冒頭でもお伝えしたように
出来るだけ土地を小さくしてもらう
ということです。

そして、そのために資金計画にて
土地の予算を具体的に試算し、
かつ、どんな家を建てたいかを
お聞きした上で、
土地探しをするようにしています。

こうすれば、
建てたい家にフィットする
土地を買いやすくなるからです。
無駄に土地を余らせたら余らせたで、
その維持管理だって大変になりますしね。

そして、これをクリアした上で
2つ目にやるべきことが、
土地に無駄な余白をつくらないように
家の設計をするということです。

例えて言うなら、
平屋が建てられるのに、
わざわざ2階建てを建てない
ということですね。

住みやすさや使いやすさ、
そして居心地の良さといった
機能面においても、
また耐震性や耐久性や温熱環境といった
性能面においても、平屋の方が
スペックが高いわけですしね。

まっ、土地探しをする前に、
どんな家を建てたいかを明確にし、
それに合わせて土地選びをすれば、
自ずと無駄な余白は出来なくなるんですけどね。

まずは、この2つの条件をクリアすることが、
「庭」のコストを最小化するための
大前提だというわけですね。

✔️「庭」で知っておくべきこと

以上の2つをクリアしていれば
必然的に「庭」の工事面積が小さくなるので、
後はコンクリートを打つ費用と
砂利を敷く費用との差が
一体どれくらいなのかさえ
把握しておけば大丈夫です。

もちろん、その費用は
外構屋さんによって違うでしょうから、
ここでは具体的な費用は記載しませんが、
知っておくといいのは、
コンクリートの価格は、
砂利の価格の3〜4倍だということです。

つまり、仮にコンクリートの見積もりが
60万円だったとしたら、
それを砂利に変えるとそれだけで
金額が40万円〜45万円安くなる
というわけですね。

ということで、
この相場感さえ分かっていたら、
価格の調整もしやすくなるので、
ぜひ参考にしながら、
土地選びをしていただければと思います。

最悪なのは、
無駄に広い土地を買って、
なぜかそこに2階建てを建てることなので、
そんな非合理的なことだけは
絶対にしないように気をつけてください!

それでは、、、


リアルな近未来について

ベストセラー「ライフシフト」の中で、
2007年生まれの日本人の
約半数は107歳まで生きる、と、
アメリカの人口学者が予測している。


これは、先日読んだ本の中で書かれていた内容ですが、
人生100年時代がリアルに到来すると言われている今後、
僕たちはそれを見据えた計画を立てていかないといけません。

つまり、ガッツリ働くことが出来る
年齢の限界が70歳だとしたら、
その後の30年間に備えておくことが大切だということですね。

なんせそこからは、
年金と貯蓄だけで生活していかないといけないし、
医療費の負担も上がっていくし、
家を所有していれば、
その維持管理もしていかないといけませんからね。

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて、今回は、
わざわざ話題を振ったにも関わらず、
この老後問題はさておき、
老後問題よりも先に訪れる
もっとリアルな話をしていきたいと思います。

✔️深刻な進学資金問題

僕たちの時に比べて子供の人数が少ない現在は
必然的に大学への進学率が上がっているわけですが、
仮に、あなたの子供が選択する大学が
県外の理系私立大学だとしたら、
一体どれくらいコストがかかるのか想像ってつきます?

まず、理系私立大学の場合、
学費が毎月10万円かかります。
そして、県外に行くとしたらアパートの家賃を支払い、
かつ生活費の仕送りをしてやらないといけませんよね。

つまり、家賃と仕送りに10万円かかるとしたら、
子供に毎月かかるコストは20万円にもなるわけですが、
これってどのように準備しようとお考えです?

✔️貯蓄?奨学金?教育ローン?

たとえ共働きだったとしても、
収入だけでこれだけの費用を払っていくのは正直不可能です。
それゆえ計画的に貯蓄していくか?
学費に関しては奨学金に頼るか?
あるいは教育ローンに頼るか?
の選択になりますよね。

ただ、奨学金だと
子供たちに負担を背負わせてしまうだけだし、
ローンを組めば余分な金利を払うことになりますよね。

そんなわけで、
一番いいのはお金を貯めていくことなんですが、
では、現在のお子さんの年齢を4歳として、
どれくらい貯蓄していけばいいか簡単に試算してみますね。

仮に、大学卒業が22歳としたら、
貯蓄していくことが出来る期間は、
22ー4で18年間ということになりますよね。

なので、単純に1000万円を
卒業までの期間216ヶ月(18年×12ヶ月)で
均等割して計算してみますね。
1000万円÷216ヶ月=46,296円

なかなかな金額ですよね?
子供1人でこれですからね。
2人なら単純に2倍になるので、
仮にあなたにお子さんが2人いるとしたら、
ホント奥さんの給料は、
子供の進学費用だけで消えていくと言っても過言ではない
という感じですよね・・・

✔︎毎月の住宅ローン返済は
旦那の給料の範囲にとどめること!


では、ここから結論を
述べていきたいと思います。

個人的には、奥さんの給料は、
子供の進学費用や自分たちの老後資金のために
積立していくべきだと思っているので、
家を建てる時は、奥さんの収入は一切アテにせず
ご主人の収入だけで支払っていける範囲で、
予算を考えるべきだと思っていて、
そうなれば、家にかけられる予算は、
あなたが考えているより
はるかに少なくなってしまうかもしれません。

でも、それが現実の予算だと思っています。

そこで見栄を張ってしまうとか、
先は先で何とかなるだろうと
楽観的に予算を組んでしまうと、
間違いなく、やがてそのしわ寄せが
あなたやあなたの子供たちの未来に
降りかかってくることになります。

もちろん、あなたやあなたの奥さんの
収入が今後も上がり続けていくことが保証されているのなら、
かつ、いつまでも会社が存在し、
いつまでも健康で働けるのならこの限りではありませんが、
そんなことは誰にも分からないし、
そんな可能性に賭けることこそ、
まさに博打ではないでしょうか。

そんなわけなので、
家づくりをする時には、
ご主人の手取りの30%前後を目安として
ローン金額を計算してもらえたらと思います。
そして、その予算の中で家づくりをしてもらえたらと思います。

それでは、、、

変動費と固定費。削るべきはどっち?

「15,000円ぐらいだったら、
ご主人が毎日1箱吸われている
タバコをやめればいいだけですよ!
タバコは体にも悪いですしねー」

これは、家の予算が、
当初の計画よりオーバーしてしまった時、
住宅営業が常套手段として使うセールストークです。

奥さんからしたら予算は削らなくていいわ、
嫌なタバコの臭いがなくなるわと、
良いこと尽くしなので、こんな提案をするんでしょうかね?

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて、タバコは、
実際周りの人にも迷惑を及ぼすし、
タバコを吸わなくなると、
確実に体調が良くなると思うので、
個人的には、やめられるのなら
やめた方がいいと思っているわけですが、
とはいえ、こういった類の提案は
僕自身は決して良いとは思えません。

仮に、それが楽しみを奪ってしまう行為となれば、
めちゃくちゃストレスが溜まる
原因になるかもしれないからです。
また、しばらくはやめることが出来ても、
なんらかの原因で再び吸い始めたら、
結局、予算が狂ってしまうことになるわけですしね。

同じ類として、
「外食をちょっと減らせばいいんですよー」
という提案もありますが、
これも、とっても窮屈に暮らしているような気分になるので、
個人的にはいい提案だとは思えません。

✔️優先して見直すべきは固定費

つまり、変動費の過度なカットは、
日々の暮らしの楽しさや豊かさを
奪ってしまう可能性が高くなってしまうので、
メスの入れ過ぎは良くないというわけです。

家計には、住宅ローンや光熱費のように
毎月ほぼ決まったお金が掛かる固定費と、
外食やレジャーのように、
その月によって掛かる費用が異なる
変動費があるのですが、
すべての方が、まず見直すべきは変動費ではなく固定費です。

例えば、家を建てる時には、
銀行経由で掛け捨ての生命保険に入るようになるため、
現在加入している生命保険を見直すいい機会となるし、
実際、絶対に見直すべきです。

また、住宅ローンに次いで高い固定費となる車も、
購入する車体費用を見直すか、
あるいは、そもそも所有する車の台数を
見直してみるのもいいかもしれません。

さらに、固定資産税や光熱費も、
一生払い続けていく固定費となるため、
これも、家を建てる時に考慮しておくべきすが、
これに加えて維持していくためのメンテ費用も、
忘れず予算計上しておかなければいけません。

そして、なにより抑えるべきなのは、
住宅ローンではないでしょうか?
なんせ、最も高い固定費になるし、
めちゃくちゃ長い期間固定されてしまうからです。

しかし、問答無用で掛かるこういった固定費を
1つ1つ抑えることが出来れば、
日々の楽しみを削ることなく家計にゆとりが生まれます。
そして、そのゆとりが日々の暮らしにより豊かさをもたらし、
これからの暮らしに強い安心感をもたらしてくれます。

なので、家の予算がオーバーしてしまった時は、
タバコや外食などの費用を優先して削るのではなく、
潔く家づくりの予算を見直すようにしていただければと思います。

まずは、固定費を見直してから次に変動費を見直す、
決してこの順番を間違えないでください。

それでは、、、

家と税金と住宅ローンと

家を建てると、
10年間税金の還付を受けることが出来ます。
(現在は期間限定でさらに3年間延長されています)

この制度を「住宅ローン控除」というのですが、
具体的には、各年末のローン残高の0.7%を上限として、
まずは所得税が控除され、控除しきれなかった分を
住民税から控除してくれるというものです。

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて、今回は、
住宅ローン控除について掘り下げつつ
「節税」をテーマにお伝えしていきたいと思います。

例えば、年収600万円の方は、
所得税を年間で約20万円、
住民税を年間で約30万円収めていると思いますが、
この方が家を建てると、住宅ローン控除によって、
最大336,500円もの所得控除を受けることが出来ます。
(計算式→所得税200,000円+住民税136,500円)
(*注:住民税控除は136,500円が上限です)

つまり、この方の場合、
借入残高が4807万円(336,500円÷0.7%)を下回るまでは、
控除枠を上限いっぱいまで使えるということになるのですが、
とはいえ、返済面から考えると、
確実に借入額をもっと減らしたいところですよね。

家を建てると今まで必要なかった費用が諸々かかるし、
家を建てるかどうかにかかわらず、
子供たちの進学資金も貯めないといけないし、
同時に老後への備えもしていかないといけないからです。

ということで、ここからは
もう少し現実的に考えていきたいのですが、
仮にこの方が3000万円借入れをしたら一体どうなるのでしょうか?

この場合、最も節税効果が高いのは、
最も借入残高が大きい1年目なのですが、
1年目の年末残高が3000万円だとしたら、
この方は、最大で210,000円の所得控除を受けることが出来ます。

つまり、納めている所得税が満額返ってくるという訳です。

なかなかなボーナスですよね。
でも、もうちょっと踏み込んで考えてみると、
実は126,500円分控除枠が使い切れていないんですよね。
(136,500円 - 10,000円 = 126,500円)
(住民税控除 - 所得税控除しきれなかった分= 控除枠余り分)

そこで、オススメなのが私的年金のiDeCoです。
掛け金全額が所得控除の対象になるからです。

例えば、iDeCoに毎月上限いっぱいの
23,000円を積立していったと仮定すると、
年間で276,000円分、所得控除を受けることが出来ます。

つまり、この年収の方なら、
所得税、住民税ともに税率は10%だと思うので、
それぞれ27,600円ずつ控除されるというわけですね。

となると、まずはiDeCoによって
27,600円が所得税から控除されるため、
住宅ローン控除によって控除される
所得税の額が172,400円になります。
(200,000円 - 27,600円 = 172,400円)

そして、その結果、
住民税から控除される金額が増えます。
210,000円-172,400円=37,600円
こんな感じですね。

数字が並ぶとちょっとややこしいのですが、
要はiDeCoに加入したことによって、
より節税効果が高くなったというわけですね。
具体的には所得税、住民税ともに
27,600円ずつの合計55,200円分です。

✔️「節税」をうまく利用してお金を増やすこと

この話から伝えたいことは、
所得が高くなれば納める税金の額も高くなるため、
所得が高めの方は家を建てると同時に、
iDeCoにも加入した方がいいということです。

また、個人的には、
iDeCoと同時に「つみたてNISA」を利用し、
毎月コツコツと積立投資もしたほうがいいと思っています。
教育資金や老後資金をつくっていくためには、
あなた自身が働くとともに、
今のうちからお金にも働いてもらう必要があるからです。
そして「つみたてNISA」にも
「iDeCo」同様に大きな節税効果があるからです。

お金のことに関しては、
知っていることによって損することはほぼありませんが、
知っていないことによって損することがたくさんあります。

住宅ローンにせよ、住宅ローン控除にせよ、
iDeCoにせよ、つみたてNISAにせよ、
生命保険にせよ、なんでもです。

そんなわけなので、
家づくりをきっかけとして、
お金のことについても
家と同じぐらい勉強してみてくださいね。

それでは、、、

サステナビリティ

この頃、よく耳にするようになった
「サステナビリティ」とは、
環境・社会・経済の3つの観点から
世の中を持続可能にしていくという考え方のことですが、
もちろん、この考え方は家づくりにも当てはまります。

例えば、環境への負荷を軽減するためには、
少しでも二酸化炭素の排出を
減らすことが出来る家にすべきです。

また、耐久性が高くメンテナンスしやすいことも、
環境への負荷を軽減することにつながるため、
こういった点にも配慮しながら
家をつくらなければいけません。

しかし、僕たち住宅会社には、
もう1つ持続可能にしなければいけないことがあり、
これこそが最大の使命と言っても過言ではないかもしれません。

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて。今回は、
これからの社会でスタンダードとなる
「サステナビリティ」について
僕なりの考え方をお伝えしていこうと思うのですが、
僕が考える最大の使命とは、
「施主さんの幸せを持続可能なものにする」
ということです。

✔︎幸せを持続可能にするために必要なこと

経済的にゆとりがあれば、
それだけで幸せだというわけではありませんが、
幸せであるためにはまず経済的にゆとりがあること、
そして幸せであり続けるためには、
経済的なゆとりが持続することが大切なのではないでしょうか?
つまり、お金に対する不安がない状態で
暮らし続けることが出来るかどうかが大切だということですね。

そして、そのためには最も高額で、
かつ長期間固定される住宅ローンを適正な金額にすること、
そして、その金額はこれから先必要だと考えられるコストを
全て理解した上で計算されていること、が大切だと思っています。

例えば、家を持てば必ず維持費がかかりますが、
この費用がどれくらい必要なのかあなたはご存知でしょうか?
固定資産税、光熱費、火災保険、メンテナンス、リフォーム(将来)
といった費用です。

また、子供たちを大学に行かせたいとしたら、
その費用がどれくらいなのかあなたはご存知でしょうか?
国公立ならいくらぐらいか?私立ならいくらぐらいなのか?
文系・理系ではどのくらい違うのか?
県外に行くとなれば、どれくらい別途でかかるのか?

そして、老後費用がどれくらい必要で、
どれくらい年金がもらえて、それが何歳からもらえて、
どれくらい不足しそうなのか、あなたはご存知でしょうか?

家の予算を決める時は、
こういったことをそっちのけでやるわけにはいきません。

それゆえ、家づくりでは、
資金計画がものすごく大切になるし、
その資金計画のやり方も大切だし、
正しい資金計画をするために僕たちは、
フィナンシャルリテラシー(金融知識)が必要となります。

また、この流れで決まった予算の中で
家づくりをやり遂げるためには、
予算を膨らませるどころか、
予算を縮める提案が必要となります。

そして、そのためには、
どのように土地を買うべきなのか?
どのように家を建てるべきなのか?
といった提案も同時に出来るようにならないといけません。

というわけなので、
あなたの暮らしと幸せを持続可能なものにするためにも、
これからの家づくりではこういったことが大事なんだよ
ということも忘れないようにしていただければと思います。

それでは、、、