見落としがちな隠れ費用

あなたが平屋を建てたいとしたら、
でも少しでも予算を抑えながら
建てたいとお考えだとしたら、
A:坪単価15万円の60坪の土地
B:坪単価5万円だけど120坪ある土地
どちらも立地的に申し分ない場合、
この2つのどちらを選ぶでしょうか?

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて今回は、
土地の隠れた経費について
お伝えしていきたいと思います。

土地の隠れた経費は
家の予算を大きく狂わせるし、
その後の暮らしにも響いてくる
可能性もあるので、
ぜひ覚えておいてください。

この場合、
Aなら土地代に900万円、
Bなら土地代に600万円、
ということになるのですが、
土地は土地代だけで買えるものではなく、
土地ごとに完成度にムラがあり、
その穴を埋めるために
その土地に応じて
様々な工事が必要となります。

例えば、Aの土地は給排水のための費用や、
境界のための費用が発生しないのに対し、
Bの土地は給排水のための費用も、
境界のための費用も発生するとしたら、
状況は違ってきますよね?

仮に、水道を敷地に引き込むために、
約50万円別途で必要となり、
かつ、境界をつくるために、
約100万円別途で必要となるとしたら、
600万円の土地代に150万円が
上乗せになってしまうことになります。

また、60坪の土地に平屋を建てる場合、
外構工事は90万円もあれば出来ますが、
120坪となると、土地の余白が
60坪も増えることになるため、
その分、工事費用がかさみ、
さらに150万円ぐらい外構工事費用が
高くなってしまうかもしれません。

となると、トータルコストで考えると
どちらの土地を買っても、
かかる費用はトントンということになります。
900万円➕90万円=990万円
600万円➕50万円➕100万円➕240万円
=990万円
という感じです。

✔︎ランニングコストと維持管理にも目を向ける

そして、もう一歩踏み込んで
考えていただきたいのが、
ずっと維持していくためのコストです。

まず、土地を持つと必要となるのが
固定資産税ですが、
固定資産税は200平方メートル(約60坪)までと、
それ以上とでは税金が倍違ってきます。

200平方メートルまでは、
土地の評価が6分の1になるのに対し、
それを超えると3分の1になってしまうからです。

そしてこの結果、
一生余分な税金を払っていかざるを
得なくなってしまいます。

仮に毎年20,000円
固定資産税が高くなってしまうとして、
今後60年生きるとしたら、
合計120万円高くなるということですね。

また、土地を広く買ってしまうと、
その分土地の維持管理にも
手間がかかることになります。

草抜きが大変なことはもちろんのこと、
お金をかけて外構工事をすればするほど、
そのメンテに手間もかかれば、
物によったらお金もかかることに
なるかもしれませんからね。

いかがですか?

分かりやすく説明させていただくために、
だいぶ極端な例にしてしまいましたが
要は、土地は
目に見えている費用だけで考えるのではなく、
目に見えない費用にも目を向けることが大切だ
ということなんですよね。

ということで、
住もうと思っている地域が田舎で、
そもそも広い土地しかない場合は
仕方ありませんが、
そうじゃない場合は、
こういった点にも注意しながら
土地選びをしてくださいね!

それでは、、、

コストを下げつつ保険を充実させる方法

地球温暖化の影響によって、
昨今、自然災害による被害が
日本各地で増えています。

そして、それに伴って
大手損害保険会社が来年度より
保険料を大幅に値上げすることになったし、
夏の豪雨による河川氾濫によって、
自治体のハザードマップに連動して
保険料が決められるようになったのですが、
今後も、ますます火災保険料は
値上がりしていくのではないでしょうか?

よほど急激に地球温暖化に
歯止めがかからない限りは、です。

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて今回は、
家を建てると必ず加入しなければいけない
火災保険についてお伝えしていきますね。

これからの家づくりでは、
保証を充実させつつも
保険料を抑える工夫が、
欠かせないポイントになるので、
ぜひ参考にしてもらえたらと思います。

✔︎T構造 vs H構造

建物の構造は、大きく分けると
耐火(T)構造と非耐火(H)構造の
2つになるのですが、
どちらの構造になるかによって、
火災保険料は大きく異なります。

イメージ的には、
非耐火構造を100とするならば、
耐火構造は40という感じですね。
つまり耐火は非耐火の60%オフってことです。

それゆえ、火災保険料を抑えるためには
絶対に耐火構造にすべきなのですが、
基本的に非耐火構造である木造住宅を
耐火にするためには、
「省令準耐火構造」という
仕様にしなければいけません。

また、火災保険料は
補償の範囲によっても差異が生じます。
水災まで網羅するか否か、
建物だけじゃなく家財まで網羅するか否か、
といったところですね。

もちろん、近年の状況を踏まえると、
たとえ水災の心配がない地域でも、
水災補償を外すことは出来ないし、
それと同時に、家財まで補償の範囲を
広げておいた方がいいような気がするので、
そうなれば、なおのこと
火災保険の負担を減らすためにも、
耐火構造にしておくことが
必要不可欠なのではないでしょうか?

✔︎地震保険料にも影響する

さらに、いつ起こってもおかしくない
地震に関しても、
保険をかけておきたい
という方も多いと思いますが、
この地震保険に関しても、
耐火と非耐火とでは、
火災保険同様に価格に大きな開きがあります。

それゆえ、絶対に耐火構造にすべきだし、
地震保険も火災保険同様に
建物本体だけじゃなく
家財まで入ることが出来るので、
耐火にすることで、
大きな負担にならないのであれば、
そこまで網羅しておいても
いいかもしれません。
(建物より家財の方が、
保険がおりやすいと言われているからです)

この他、地震保険に関しては、
耐震等級によっても割引率が違ってくるので、
その点も考慮すれば、
なおのこと保険料を
抑えることが出来るようになります。

これからのことを考えると、
損害保険は、出来るだけ
充実させておいた方がいいのですが、
とはいえ、そうすることによって予算を圧迫し、
保険貧乏になってしまったのでは元も子もありません。

ですから、保険料が安くなる工夫をしつつ、
家計の負担にならないように、
今後に備えていっていただければと思います。

保険も一生必要なランニングコストだし、
あくまで、日々の暮らしと
気持ちにゆとりがあることが前提ですから。

それでは、、、


住宅ローンの経費について

住宅ローンには
変動金利と固定金利がありますが、
いずれを選ぶのかによって
最初にかかる手数料が大きく異なります。

また、固定金利の中には
住宅金融支援機構のフラット35
という商品があるのですが、
この商品と銀行の固定金利商品とでは
経費の見方が異なるので、
その点にも注意しながら
資金計画をしないといけません。

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて今回は、
変動金利と固定金利では異なる
住宅ローン経費について
お伝えしていきたいと思います。

変動金利を選ぶ場合、
最初にかかる手数料は
保証会社に支払う事務手数料と
ローンの契約書(金銭消費貸借契約書)
に貼る収入印紙代だけです。
(保証料という経費もかかるのですが、
基本、この費用は金利に上乗せとなります)

つまり、具体的には
税別で3〜5万円ぐらいの
保証会社事務手数料と、
2万円の収入印紙代がかかる
という感じですね。

一方、固定金利の場合、
保証会社事務手数料と収入印紙代に加えて
税別で借り入れ金額の2%の
融資手数料がかかるようになります。
(銀行によって多少の差異はあります)

つまり、固定金利を選ぶ場合は、
変動金利よりも余分に経費がかかるので、
その分、土地や家にかける予算を減らすか、
あるいは、家づくりの総予算を増やすか、
のいずれかを選択しなければいけない
というわけですね。

あくまで銀行で
住宅ローンを借りようとお考えの方は、
ここまで知っておいていただければ
十分だと思いますが、補足としては、
銀行で住宅ローンを借りる場合は
最初に融資を実行した時から、
利息の支払いが発生するので、
家が完成するまでは、
家賃の支払いと利息の支払いが重なる
ということも理解しておいてください。

✔︎フラット35の必要経費

では、ここからは
フラット35で必要となる経費について
お伝えしていきます。

まずフラット35の場合、
融資手数料とローンの契約書に貼る
収入印紙代は必要となりますが、
保証会社にまつわる経費が一切かかりません。

つまり保証会社事務手数料も必要なければ、
金利に上乗せとなる保証料も
必要ないということですね。

ただ、フラット35の場合、
これらとは別に、
「つなぎ融資の手数料」と
「つなぎ融資の金利」という
経費がかかることになります。

というのも、フラット35の場合、
住宅金融支援機構から
融資が実行されるのが、
家が完成してからとなるため、
それまでに必要となる費用は、
(土地代、着工金、中間金です)
窓口となる金融機関が
立替融資するようになっているからです。

この結果、フラット35の場合は、
銀行でお金を借りた時のように
家賃を支払いながら
利息を支払う必要はなくなるのですが、
つなぎ融資の手数料と金利の合計額を、
フラット35の融資実行時に
(家が完成した時)
まとめて差し引かれるようになるので、
これらも、他の経費とともに、
予算計上しておく必要があるんですよね。

そこそこの費用が必要となるので、
(25万円〜35万円ぐらいかな?)
資金計画の時にこの経費を計上し忘れていると、
後から予算が狂って
大変なことになってしまいますからね。

なので、フラット35を選ぶ場合は、
この経費を忘れず
予算計上していただければと思います。

そして、家づくりの経費は、
1つ1つの項目が、
それなりに大きな金額となるので、
見落としがないように、
細心の注意を払いながら
資金計画をしてください。

それでは、、、

(追伸)
フラット35を選ぶ場合は、
融資手数料と金利が、
金融機関によってけっこう違うので、
この2つの数字を比較しながら
選ぶようにするのがポイントです!

家づくりのよくある失敗について


家は一生に一回しか建てないものだし、
年齢や状況に応じて住み方も変化するので、
どれだけ熟考して建てたとしても、
何かしら後から「こうしておけば良かった」とか
「あーしておけば良かった」といった
後悔が出てくるものです。

しかし、そんな中でも
僕が絶対にあってはいけないと思うことが、
金銭的なミスによる後悔です。

家の返済は、家計の中で
最も長期で大きな固定費となるため、
ミスってしまうと長期に渡って
ダメージを喰らい続けてしまうからです。

具体的には、
貯蓄や投資が出来なくなってしまうことで、
子供の進学の選択肢を狭めてしまう、
家のメンテが出来なくなってしまう、
老後貧乏に陥ってしまう、
ずっと不安を抱えながら暮らしていくことになる、
という感じでしょうか・・・

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて、今回は取り返しがつかない
家づくりの失策をしないために、
知っておいていただきたいことについて
お伝えしていきたいと思います。

では、そういった状況を引き起こす
一番の原因は一番何なのでしょうか?
それは、

✔︎「真っ先に土地を探してしまうこと」

です。つまり資金計画によって
使っていい土地の予算を
まだ出してないにもかかわらず、
先に土地を探しちゃうってことですね。

これをやっちゃうと、
まーほぼ確実に土地にこんもりと
予算をつぎ込んじゃいます。

例えば、無理なく毎月払っていけそうな金額が
7万円だとしたら、
35年でローンを組んだ場合
借りられる金額は2500万円になります。

そして、これに自己資金を足した金額が
家づくりの総予算になるので、
仮に自己資金が500万円あったとしたら、
総予算は3000万円ってことになりますよね?

でも、じゃあ3000万円を
丸々土地と家につぎ込めるかっていうと
そんなことはなく、家を持つためには
いろんな経費がかかってくるので、
ここからこれらを差し引くと、
大体2750万円ぐらいが土地、家、庭に
かけられる予算ってことになるんですよね。

で、ここで家と庭に
2000万円ぐらいはかかりそうだなーと仮定すると、
土地にかけられる予算は
750万円ってことになるのですが、
実は、土地を買う場合、
さらにいろんな経費がかかってくるので、
この場合、土地にかけられる実質予算は、
650万円〜700万円ってことになります。

つまり、ホントは、
650万円〜700万円ぐらいで
土地を探さないといけないってことですね。

なのに、そんなことも分からないまま
土地を探してしまうと、
とんでもない金額の土地を買ってきてしまいます。

仮に、土地代だけで1200万円もする
土地を買ってきてしまったら一体どうなるでしょうか?

この場合、600万円ぐらい
家づくりの予算が上がってしまいますよね?
となると、ざっと毎月2万円ほど、
返済金額が上がってしまいます。

あるいは、それがキツイ場合、
毎月の負担を落とすためだけに、
金利が安い変動金利を選んでしまいます。
そして、後々金利が上がり一気に返済金額が増え、
にっちもさっちもいかなくなってしまいます。

いずれの場合も、
たちどころにやっていけなくなるような
レベルではないものの、
確実に、ずっと先行きに不安を抱えながら
暮らすことになってしまいます。

なので、家を建てようと思った時、
いきなりから土地探しを始めないように
気をつけてくださいね。

まずは資金計画から始める。
これを肝に銘じておいてください!
それでは、、、

(追伸)
でも、資金計画のやり方を
間違えちゃうと結局一緒なので、
この点にも注意してくださいねー!
予算を増やそうとする資金計画には要注意です!!

目に見えるお金と見えないお金

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて、今回も前回に引き続き
土地選びのことについて
お伝えしていきたいと思います。

土地を買う時、
ネットや雑誌、広告などに記載された
金額を参考にしながら
土地探しをされると思いますが、
土地によって潜んでいる
目に見えない費用が違ってくるので、
この点に注意しなければいけません。

例えば、土地の価格が相場より
割安だったとしても、
そこには古い家が建っていて、
それを解体する費用を買主が
負担しなければいけないかもしれませんし、
かつ、家が建っていたからといって
水道をそのまま使えるとは限らず、
水道を引き込み直さないといけないことも
当たり前のようにあります。

また、隣地との境界がない場合などは、
購入を機に新設した方がいいでしょうし、
あるいは、あっても構造が弱い場合などは、
それを一旦壊して
再度つくらざるを得なかったりします。

結果、想定していなかった
費用がたくさん発生し、
「結局、全然この土地安くないやん!」
ってことになりかねないのですが、
農地に家を建てる場合は、
宅地とは比較にならないぐらい
土地代以外の費用がたくさん掛かるので、
より細心の注意をしていただく必要があります。

✔️農地の場合の注意点

農地に家を建てる場合、
土地を造成しないといけないのですが、
この場合、以下の費用が必要となります。

1.境界擁壁工事
2.土の入れ替え工事
3.土の入れ替えに伴う残土処分
4.水道引込工事
5.水道加入金
6.排水負担金
7.農地転用申請
(必要な場合は、農振除外申請)

まず境界の擁壁工事ですが、
この費用は擁壁をどれくらいの長さするのかと、
どれくらいの高さにするのかによって違ってきます。

つまり、土地が広くなればなるほど
擁壁が長くなり価格は高くなるし、
地面が道路より高くなればなるほど
擁壁に高さが必要となり価格は高くなる、
ということですね。

続いて、土の入れ替え工事ですが、
この費用も、擁壁同様
土地が広くなればなるほど高くなるし、
地面が高くなればなるほど高くなります。

土地の面積が増えれば、スキ取って
処分しなければいけない土の量が増えるし、
そうなれば残土処分量も増えるからです。
そして、この残土処分費用が、
けっこうバカにならなかったりします。

また、地面が高くなれば、
その分スキ取った土の上に足す
土の量も増えてしまいますよね。

水道の引き込みに関しては、
土地が接する道路に水道本管がある場合は、
引き込み工事と加入金を合わせても、
50万円もあれば出来るのですが、
農地の場合、近くに家がなかったりすると、
そもそも前面道路に水道本管がないことがあり、
そうなれば遠くから水道を
引っ張ってこないといけなくなり、
途方もない費用が必要となるかもしれません。

なので、そもそも水道本管が
前面道路に通っているかどうかを
事前に調べておく必要があるし、
同時に、排水先があるかも
調べておく必要があります。

✔️さらなる目に見えない費用

とまあ、農地は、
親から無料で譲ってもらえたり、
あるいは、新たに購入する場合でも、
土地の価格は超割安ではあるものの、
宅地にするための費用がけっこう掛かるので、
この点をあらかじめ理解しておくことが大切です。

また、農地の場合は、
造成費用に多額の費用が掛かるだけじゃなく、
庭の工事費用も高くなりやすいということも、
理解しておくことが大切です。

というのも、農地の場合
土地の面積がどうしても
大きくなってしまいやすいため、
工事面積が大きくなると同時に、
境界も長くなってしまうからです。

また、建物に囲まれてないがゆえに
家の中が丸見えになりやすい場合が多く、
そうなれば目隠しなどの工事が必要となり、
さらに工事費用がかさみやすいからです。

このように土地は
目に見える土地代という金額だけじゃなく、
目に見えないこういった工事費用がたくさんあります。

そして、それらに思っている以上に
費用がかかってしまい、
家の予算を圧迫してしまうこともあれば、
家づくりの予算が膨らんでしまい、
ローンにしわ寄せがきてしまうことも、
決して少なくありません。

ですから、土地を選ぶ時には、
目に見えない費用のことまで、
不動産屋さんや建築屋さんに
確認することを忘れないように
していただければと思います。

かつ、土地を広くし過ぎないように
気を付けていただければと思います。

それでは、、、

見るべき土地のポイント(お金編)

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

さて、今回は、
土地を見る時に注意すべき点について
お伝えしていきたいと思います。

同じ地域でも、
不動産屋さんが新たに造成した分譲地と、
そうじゃない土地では、
幾分、価格に開きがあります。

もちろん、新規分譲地の方が、
割高に価格が設定されているわけですが、
その理由は、家を建てるにあたって
必要なものが全て整っているからです。

例えば新規分譲地の場合、
敷地が接する前面道路は
市の認定となっているのが当たり前ですが、
そうじゃない土地の場合、
前面道路が必ずしも
市の認定道路になっているとは限りません。

また、新規分譲地の場合、
隣との境界が明確になっているのが
当たり前ですが、
そうじゃない土地の場合、
境界が不明確なこともあれば、
境界そのものが存在してないこともあるし、
仮に境界壁があったとしても、
構造が悪い場合(傾いている場合)は、
一旦壊して新たにつくらないと
いけない場合もあります。

そして、境界の工事をするとなれば、
それなりに高額な費用が
発生することになります。
(境界が不明確な場合は、
売主側の負担で境界確定をした上で、
買主に引き渡すのが一般的なので、
費用が発生することは基本ありません)

さらに、新規分譲地の場合、
給排水のことを心配する必要も一切ありませんが、
そうじゃない土地の場合、
水道が敷地に引き込まれていないこともあれば、
仮に引き込まれていたとしても、
水道管の太さが現在の基準に
満ちてないこともあります。

そして、そうなれば、
前面道路から水道を
敷地に引き込む工事が必要になるため、
そのための工事費用が
別途で発生することになります。

また、最悪なのは、
前面道路に水道管がない場合や、
あったとしても分岐してはいけない場合です。

この場合、より遠くにある水道管から
水道を引っ張ってこないといけないのですが、
そうなれば、その工事に
桁違いの費用が必要になることがあり、
せっかく土地を安く買えたとしても、
かえって割高になってしまうことも
決して珍しいことではありません。

排水に関しても、
新規分譲地の場合は
何の心配もする必要がありませんが、
そうじゃない土地の場合、
購入前にチェックしておく必要があります。

というのも、排水先がなければ
そもそも家を建てることが出来ないし、
あったとしても、
水利組合が管理している水路に流すとなれば、
維持管理のための費用が発生するし、
また、道路をまたいで排水を流すとなれば、
工事費用が割り増しになったりするからです。

このように境界や給排水のことは、
新規分譲地の場合、
全く心配することはありませんが、
そうじゃない土地の場合は
整っていないこともあるので、
事前に調べておく必要があるし、
かつ、工事が発生するのであれば、
その概算金額も把握しておく必要があります。

そうしないと、かえって
高い買い物になってしまう可能性だって、
充分あり得る話だからです。

ということで、
土地を選ぶ際は、ただ単に
土地の価格だけを見て判断するのではなく、
それに付随して発生しそうな工事と、
その金額も考慮しながら
判断していただければと思います。

とはいえ、
それでもこういった土地は、
新規分譲地よりも
割安で手に入れやすいのは確かなので、
個人的にはオススメなんですけどね!

それでは、、、

固定金利でやってしまいがちな失敗

固定金利の負の特徴は、
変動金利よりも金利が高いこと、
そして、変動金利よりも
初期手数料が余分にかかることです。

つまり、固定金利を選べば
必然的に借入額は減ってしまうし、
かつ、初期手数料が余分にかかる分、
さらに家づくりの予算が減ってしまうため、
変動金利に比べて、
土地や家の予算を削らざるを得ない、
というわけですね。

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

では、今回は、
前回の変動金利の真逆商品である
固定金利についてお伝えしていきたいと思います。

固定金利には、
先程のような負の特徴がある一方で、
ずっと金利が変わらない安心感が正の特徴なのですが、
この固定金利を選ぶ時には、
注意しておかないといけないポイントが1つあります。

✔️借りていい金額と借りられる金額

それは、借り過ぎてしまわないということです。
では、詳しくご説明していきますね。

民間の銀行で住宅ローンを借りる場合、
借りることが出来る金額の目安は、
年収の5〜6倍だと言われています。

年収400万円の方の場合、
2000万円〜2400万円ぐらいが
目安だということですね。

となると、35年返済ベースで考えると、
毎月の返済は6万円〜7万円くらいになるのですが、
これくらいの返済比率なら、
そこそこ、ゆとりを持って暮らしていけそうですよね?
ボーナスなしで考えた場合、
この返済金額なら毎月の手取りの25%前後でしょからね。

つまり、銀行で住宅ローンを借りるとしたら、
単独債務で借り入れする場合は、
そもそも借り過ぎてしまうようなことは
ないというわけですね。

(夫婦で収入合算する場合は年収が増えるため、
借り過ぎてしまう場合があるので要注意です!)

他方、固定金利の代表的な商品である
住宅金融支援機構が取り扱う
フラット35という住宅ローンでは、
民間の銀行では考えられないぐらいの
金額を借りることが出来ます。

年収ベースで考えると、
年収の9〜10倍近くという感じです。

例えば、年収300万円の方の場合、
民間の銀行では1500万円〜1800万円が
借り入れの目安となるのですが、
フラット35の場合だと、
2700万円〜3000万円近く借り入れすることが出来ます。

となると、
毎月の返済は8万円〜9万円になるのですが、
年収300万円の方の毎月の手取り金額は、
おそらく20万円に満たないでしょうから、
相当厳しいどころか、
やっていけないぐらいのレベルなのではないでしょうか?

結果、もちろん奥さんは、
問答無用でずっと働き続けないといけないし、
たとえ、ガッツリ働いたとしても、
ずっとゆとりのある暮らしを
していくことは出来ないでしょう。

(奥さんの年収が1000万円ぐらい
あるなら、また話は違ってきますが・・)

フラット35を選択すれば、
借り過ぎてしまう可能性が高くなるどころか、
確実に借り過ぎてしまいます。
そして、後から首が回らなくなり、
やがて、家を手放さなくてはいけなくなります。

さて、あなたは、
自分自身がこんな未来を迎えるとしたら、
どうお考えになるでしょうか?

「こんなことありえない!」
そう思われた方もいらっしゃると思います。

しかし、家づくりというのは、
あなたが想像しているよりも、
多くのお金が必要となるものです。

そして、その大部分を銀行から
資金調達しないといけないのだとしたら、
こうなってしまう可能性が
決して低いわけではありません。

なので、家を建てる時は、
借りていい金額と借りられる金額の違いを
理解しておくことと、
家づくりというのは、
その現実的な予算の範囲内でしなければいけない
ということを知っておいていただければと思います。

それでは、、、

変動のリスク回避のための3つの手段

住宅ローンには、
変動型と固定型の2つの金利タイプがあります。

簡単にご説明すると、
変動型とは金利が途中で変わるタイプのもので、
固定型とは最後まで金利が変わらないタイプです。

そして、それぞれのタイプに
メリットとデメリットがあり、
まずはその両方を理解すること、
かつ、その上でデメリットが引き起こすリスクを
回避する方法を知っておくことが大切です。

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

では、今回は変動型のメリットとデメリット、
そしてデメリットが引き起こすリスクの回避方法について
お伝えしていきたいと思います。

変動型のメリットは固定型に比べて金利が安いこと、
そして、固定型に比べて初期手数料も少なくて済む
ということです。

これによって同じ金額を借り入れた場合、
毎月の返済金額が安くなるし、
手数料が少ない分、家づくりの予算を抑えることが出来ます。

他方、変動型のデメリットは
金利が途中で変わってしまうことなのですが、
このリスクを回避するためには、
3つの方法を知っておく必要があります。

途中で金利が上がってしまった場合、
返済金額が上がってしまい、
そうなれば多かれ少なかれ家計に響いてくるし、
場合によってはとっても苦しい状態に陥ることだって
十分あり得るからです。

✔️リスク回避の3つの手段

金利上昇リスクを回避するための
まず1つの目の手段は、
「銀行に金利の交渉をする」ということです。

変動型商品は、3年や10年といった
当初の借入期間が終了すると共に
金利が上がるようになっているため、
期間満了時に、金利の交渉をしなければ
必然的に金利が上がることになり、
結果、返済金額が上がってしまうからです。

それゆえ、返済金額が上がらないように、
銀行と話をしなければいけないというわけですね。

続いて2つ目の手段ですが、
「繰り上げ返済資金をコツコツ貯めていく」
ということです。

金利が上がったとしても
まとまったお金を返済することによって、
毎月の返済負担が上がらないようにする
ということですね。

そして、そのためには、
問答無用で貯蓄していかないといけません。
収入 - 支出 = 貯蓄ではなく、
収入 - 貯蓄 = 支出の考え方ですね。

つまり、余ったお金を貯蓄するのではなく、
強制的に先に貯蓄していくというわけです。

最後に、3つ目の手段ですが、
「他の銀行に借り換えをする」ということです。
単純に金利が安い銀行に乗り換えるということですね。

ただ、これには2つ注意点があります。
1つは、よほど金利が下がらないと、
意味がないかもしれないということです。

例えば、借り換えすることによって
毎月の返済負担が3,000円安くなりそうだとして、
でも、そのためには30万円新たに費用がかかるとしましょう。
(銀行手数料、司法書士手数料、登記印紙代、です)

となると、元を取るのに、
100ヶ月(8年4ヶ月)もかかることになるのですが、
何度も銀行に足を運ぶ労力も考えると、
果たして十分な効果があると言えるのか、
なんとも言えない微妙なラインだと思いませんか?

そして、もう1つの注意点は、
健康状態が良くなければ
そもそも借り換え出来ないということです。

住宅ローンの金利の中には
団体信用生命保険料も含まれており、
基本、これに加入出来ることが
借り換えの条件となるからです。

もちろん、3年後はともかくとして、
10年後だとしても
体調を崩している可能性は低いと思いますが、
とはいえ、絶対ということはないので、
やはり、借り換えありきという前提で
住宅ローンを考えるのは
若干危険じゃないかなとは思います。

以上の3つが変動型のデメリットによる
リスクを回避する手段ですが、
変動を選ぶ以上この3つを知っておくことが
とっても大切だと思うので、
ぜひ参考にしていただければと思います。

間違っても、ただ単純に金利が安かったからとか、
手数料が安かったからという
目先の利益だけを考えて選ばないようにしてくださいね。

それでは、、、

ウッドデッキを活かす設計・殺す設計

家を建てるにあたり、
ウッドデッキは欠かせないアイテム
ではないでしょうか。

アウトドアリビングとして
朝ごはんや晩ごはんを食べたり・・
家族でバーベキューをしたり・・
プールを出して子供たちを遊ばせたり・・
日向ぼっこをしたり・・
カフェテラス気分で過ごしたり・・
と、夢が広がるスペースが
このウッドデッキですもんね。

なので、今回は、
このウッドデッキがより使いやすく
また、より使いたいスペースになるために、
知っておいた方がいいコトについて、
お伝えしていきたいと思います。

おはようございます。
ワンクラフトの松下です。

まず、ウッドデッキをつくるにあたって
知っておくべきことがウッドデッキの材質です。

大きく分けると、
「本物の木」と「本物の木風」の
2つがあるのですが、
どちらの方が自分や自分の家に向いているか?
を知っておくことが大切です。

✔️本物の木のメリットとデメリット

外に使うということは、
常に太陽の紫外線や熱を浴びるし、
雨が降れば水分を吸い込みます。

それゆえ、本物の木は、
室内とは比べものにならないほど、
膨らんだり縮んだり反ったり動いたりします。

結果、凸凹は出来るわ、
ビスをへし折ってしまうわ、
劣化はしてしまうわ、
ささくれだってしまうわ、
という状態になります。

また、紫外線を浴びることによって、
灰色に変色もするし、
日当たりが悪い場所などは、
カビが生えることもあります。

それゆえ、時々
サンドペーパーで表面をこすったり、
年に一回は塗装したりと、
ややこまめに手入れしてあげないといけません。
つまり、手間がかかってしまうというわけですね。

しかし、本物の木には
以上のようなデメリットがあるものの、
本物じゃない木に比べて
圧倒的に「カッコイイ」というメリットがあります。

なので、カッコ良さを追求したい方や、
この手入れが苦じゃない方、
そして細かなことが気にならない方なんかは、
本物の木を使うことをオススメします。
(ちなみに僕はこっち派です。)

✔️本物の木風のメリットとデメリット

まっ、このメリットは言わずと知れた
「メンテンスフリー」ってことです。
つまり、変色もしなければ、
反ったりビスをへし折ったり、
ささくれだつこともないというわけですね。

また、日当たりが悪い場所には
本物の木同様にカビが生えることもありますが、
ブラシと水で掃除してやれば
表面に不着した汚れとともに
あっさり取れるのではないでしょうか。

ただし、この「本物の木風」は
あくまで「なんちゃって仕上げ」なので、
仕上がりは本物の木よりも
見劣りしてしまうというのがデメリットです。

なので、あくまでカッコ良さにこだわりたいという方は、
面倒臭さを我慢してでも、
「本物の木」を使った方がいいと思います。

✔︎ウッドデッキで一番大事なこととは?

では、ここからが本題です。
ウッドデッキで一番大事なことは、
そもそも、そのデッキが使えるように
設計されているかということです。

せっかく高いお金を出してつくったのに、
(平均で50万円ぐらいはかかります)
そもそも使えない設計になってしまったのでは、
お金をドブに捨てたようなものですからね。

例えば、
道路に面してウッドデッキをつくり、
かつフルオープンになっているとしたら、
それってメチャクチャ使いにくいと思いませんか?
周りの人から丸見えになってしまうわけですからね。

また、周りの目線を感じない場所につくったとしても、
日当たりが悪いとか、景色が悪いとなれば、
それはそれで使いたいとも思えないですよね。

なので、ウッドデッキをつくる時は、
まずはそのデッキが使いやすそうか?
そして、そのデッキを使いたいと思えそうか?
この2つを意識しながら
設計してもらうようにしてくださいね。

今回はウッドデッキを活かすも殺すも、
あなたや設計士の想像力に
かかっているという話でした。

それでは、、、